石材販売・加工
熟練した職人の手仕事による
1点物のオーダーメイド石材を承ります。
定番商材だけではなく、その現場にしか対応できないような商品、所謂、一点ものを熟練した職人の手仕事によって作成いたします。
唯一無二の商品は 、 時間も手間もかかりますが 、 それだけ重みのある 、 味わい深い一品です。
石材加工のスペシャリストたちが 、 お客様のご要望を形にしてお客様だけの商品をお届けいたします。
こんな方におすすめです!
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壁や塀の石材でピッタリのものがない方
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複雑な地形で石材を使用したい方
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デザインや素材など、細部まで自分の希望を反映させたい方
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自宅やオフィスのインテリアに唯一無二のアイテムを取り入れたい方
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特別な記念品やモニュメントを制作したい方
製作事例
CASE●笠石(グレー御影)
●笠石(グレー御影)
●笠石(平板 - 白御影)
●笠石(グレー御影)
注文から納品までの流れ
FLOW
お客様より、特注品の図面ご提示
大まかな手書きのイメージ図で構いません。
ざっくりでも、ご希望の石材の形やサイズなどをご提示していただきます。
製作の可否、見積り・納期のご回答
サイズ・数量・石種(色)・仕上げのご希望をお伺いします。その後、いただいた図面やご希望を元に、製作の可否、見積と納期をご回答いたします。
※仕上げには、石種やご使用いただく場所等により、向き不向きがございます。ご不明点がございましたら、ぜひご相談ください。
割肌
ノミ切り
ビシャン
バーナー
本磨き
お客様より正式発注をいただき、製作開始
中国の協力工場による製作・出港
●切断
豊富な石材在庫の中から、必要に応じたサイズに切り出します。
●造形 ・ 表面加工
熟練の職人たちが、石材を図面通りの造形に削りだします。
そして表面加工も一つ一つ丁寧な手仕事で仕上げて行きます。
納品
検品後、納品となります。
加工紹介
PROCESSING
割肌
人工的に衝撃を加えて割ったままの仕上げ。
石本来の自然な表情に味わいがあり、重厚感や迫力のある演出に適している。
コブ出し
面の中央に向かってコブ状になる様に割った仕上げ。
割肌と同様に割って凹凸をつけるが、意識的にコブ状に仕上げるため手間がかかる。
ノミ切り
割肌もしくは機械切りの表面を鉄ノミで叩き、フラットにする仕上げ。
石表面に白いノミ跡が残るのが特徴。敷石の踏面などによく用いられる。
ビシャン
ピラミッド型の刃を群状にしたビシャンハンマーで、表面を叩き上げる仕上げ。
一般的には機械切りの面に加工を施す為、フラットな印象に仕上がる。ビシャンの目が細かいほど緻密な仕上げとなる。笠石・踏面など広く用いられている。
小たたき
くさび状のハンマーを使い、細かい平行線の刻みを入 れる仕上げ。
細長い刻みを入れる為、曲面への仕上げには不向きとなる。また製作前に刻みの向きも確認が必要となる。
バーナー
1800~2000℃のジェットバーナーで表面を炎り、結晶を弾かせる仕上げ。
表面が毛羽立ち滑り止め効果が高いことから、踏面や手すりに用いられる。錆御影石にバーナー加工を施すと赤く変色するので注意が必要となる。
サンドブラスト
砂を高圧で吹き付けて石の表面を剥ぐように荒らした仕上げ。石本来の色より白みを帯びた、ややざらついた感じになる。ゴム板を貼り付け砂が当たらない面を作ることで、模様や文字などの細かな細工を仕上げることができる。
本磨き
機械切りの面を砥石で研磨、艶出し粉とバフを用いて艶を出す仕上げ。
石本来の色や柄が出る為、高級感を演出するのに適した仕上げと言える。ただし石種によっては光沢が出ない物がある心骨りやすい仕上げの為、使用用途に注意が必要となる。
水磨き
本磨きより手前の番手の砥石で研磨した仕上げ。
光沢・艶が無く、本磨きより色調が柔らかい仕上がりとなる。
機械切り
ダイヤモンドソーで石材を切断したままの仕上げ。「切削」や「挽き肌」とも言われる。化粧としての用途は少なく、施工時に見えなくなる底面や裏面・接続面の仕上げとして使用されることが多い。
仕上げに関する注意点
よくある質問
FAQ
庭で天然石材を扱う注意点は?
一般に天然石は想像を絶する圧力で衷われていた岩石を採掘するため、 様々な変化を起こします。 ①応力の発生(山キズ、反り、剥離等)②紫外線、大気や雨水、汚染物質での表面変化(汚れ、退色、サビ等)。設置後には、①環境(湿気、太陽光、振動)②工法や接満剤、③施工時期等による変化もあり、 原因の特定が困難な場合もあります。その石材の特徴を把握し適材適所へのご使用と、そうした変化の可能性も石の魅力とともに事前に御施主様へお伝えいただくことも必要です。
石材にヒビの様な線が入っているけど、これは何?
これは「山キズ」と言って石を切り出した際に既に発生している疵(きず)です。強度に関わる様な深い山キズは検品時に出荷から外しておりますが、浅いものは天然石特有の表情の一つとして適所にご使用いただければと思います。
吸水性が高い石材にはどんな注意が必要なの?
砂岩、凝灰岩、 大理石等の吸水率の高い石材(堆積岩系)は、 ①水分を含んだままの状態になる「濡れ色」、②水分に含まれた「汚れ」の蓄積、③モルタル成分による「黄変 ・ 変色」、④吸水された水分の凍結融解」(凍害)による「割れ」等が発生する場合があります。対策としては石材の表裏に撥水剤等を塗布、水分の吸収を抑える方法があります。基本的に寒冷地ではこの種の石材のご使用はおすすめしておりません。
タイルと違って色ムラや模様があるけど?
天然石は同じ石種でも採掘する山や地層(生成時期)によって、 含まれる成分や生成方法など様々な条件が異なってきます。つまり一つとして同じものは無く、特に花尚岩(特に錆)やスレート系の石材は色ムラ ・ 模様のバラつき等がおもしろく、飽きることのない表情や色の違いを見せてくれます。
均ーな機能性が必要とされる場所には工業製品を、これも適材適所で使い分けていただきたいと思います。
野面(のづら)って何?
野面は、天然石が人 工的な加工を施されず、風化した岩肌そのままの表面を指します。味のある色 ・ 風合いがあり景石ではそのまま野面を仕上げとして生かす事も多くあります。 また天然石の中には玉の形状で生成されるものがあり、地中で土を被ったそれらの表皮も野面と呼びます。
ピンコロの黒(安山岩)はこの表皮が裏面に多少混ざる場合もありますが品質上は問題ありません。
ピンコロを積む際、形が悪いし、 ドリル・サンダー痕があるけど?
ピンコロは、建築材料に不向きなサイズの原石や板材生産後の余った部材を利用して生産されています。 土木の業界では一面使いの為、小割の際のドリルやビット痕が残るのは周知されています。
石材ってサビが発生するの?発生した時の対処方法は?
石材は鉄分を含んでおり、それがサビの原因です。石材内部から発生するサビと、釘や工具など外部からの要因によるもらいサビがあります。対処法としては石材専用のサビ取り薬剤がありますが、 サビの種類や石材の種類によって使用する薬剤も異なりますので、薬剤の選定は薬剤メーカ ーヘご確認下さい。
乱形や方形が薄く剥がれましたが?
堆積岩系の乱形・方形は薄く居状に鉱物が組成されており、水や気温差 ・ 振動などの影響を受け薄く剥がれる事があります(表面剥離)。 施工前に剥がれかけている屡はスクレッパー等で予め除去してください。施工後に剥がれ始める場合もありますが、薄く弱い層が剥がれた後は経年変化で落ち薫き、自然に馴染んできます。
乱形を必要な数量分発注したのに、 現場で足りなくなった。どうして?
乱形は現場で割って使用する為、平米換算の必要数量でご発注頂いた際に足りなくなる場合があります。
これは施工者の技術、また、洋風張りか和風張りか等で 大きく異なり、 般的には必要数量分の20~30%増しでご発注をお考え下さい。
分納してもらったら少し色が違うものが入ってきたけど?
弊社では生産工場と協力しなるべく色ムラを抑える努力を行っておりますが、 天然石は同じ石種でも採掘する山や地層 (生成時期) によって色合いが変わってきます。これによりロットによってもやや色合いが異なる場合があります。可能な限り現場へまとめて納品し、ひと手間かかりますが、仮並べによって色ムラをどの様に配色するかイメ ージして頂くのが最大の解決策となります。
施工後白く粉を吹くような現象が発生した。これは何?
「エフロレッセンス」または「白華」と言い、モルタルートの成分である水酸化カルシウムが溶け込やコンクリートの成分である水酸化カルシウムが溶け込んだ水分が施工した石材の表面から蒸発する際に、水酸化カルシウムだけ表面に残り白い汚れとして目立ってしまう現象です。対策としては事前に石材の表裏に撥水剤を塗布、発生した場合はエフロ除去剤などで処理する方法があります。
駐車場に車を乗り入れたら敷石が割れました。
石材と下地の問に空隙があり、その部分にたまたま荷重が掛かったために破損したものと思われます。
